米連邦調査局(FBI)がGoogleに対し、犯罪捜査のために現場付近でGoogleのサービスを利用したユーザーのデータを提供するよう求めたという(Forbes、Slashdot)。 今年3月にメイン州ポートランドで武装強盗事件が発生、この捜査のためにFBIは犯罪現場の周囲45ヘクタールの範囲で30分以内にGoogleサービスを利用したユーザーの情報を求めたそうだ。提供を求めた情報には氏名や住所、Googleアカウントの活動履歴なども含まれていたそうだが、Googleはこれを拒否していたという。 先日、iOS/AndroidのGoogle系アプリは位置情報の記録を無効にした場合でも位置情報を記録しているという話題があったが、今回の事件はそれを受けて注目されることになったようだ。