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読売新聞が17日付朝刊で報じた世論調査の記事を読んでいて、慰安婦募集の強制性を認めた平成5年の河野談話の作成過程を検証する政府方針について「評価する」が50%に上る一方、「評価しない」は30%だったことが目を引いた。 密室で韓国と「談合」してつくられた河野談話の怪しさと弊害は、確実に有権者に浸透してきた。この問題に長年関心を持って取材してきた一人として、感慨深いものがある。 もう18年前となる平成8年、翌9年春から使われる中学校社会科(歴史)の全教科書(7社)に慰安婦の記述が登場することが明らかになり、大きな話題となっていた際のことだ。 実像知る体験談 このときは河野談話を評価・擁護する意見が主流だったが、産経新聞には実際に中国や朝鮮半島で暮らし、慰安婦の実像を知る読者から体験談が多く寄せられ、当時、筆者はそのうち幾人かから話を聞いた。 朝鮮・忠清北道で生まれて小学校までそこで過ごした千葉
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