先週の週末に、北海道の江別と浦河というところに行ってきました。「マガジン航」にも寄稿していただいたことのある北海道冒険芸術出版の堀直人さんが実行委員長をつとめる、「北海道ブックフェス2014」という催しにお招きいただいたのです。 このブックフェスは2010年に「札幌ブックフェス」としてはじまりました。私は2011年にも一度ご招待をいただき、札幌でのトークイベントに参加したことがあります。このときのトークの相手は北海道大学の渡辺保史さんでした。堀直人さんとの出会いのきっかけを作ってくださったのも渡辺さんだったので、彼が2013年に急逝したのは残念でなりません。 今回のフェスに参加したことで、渡辺さんがテーマとしていた「コミュニティとメディアの関係」について、私自身があらためて深く考える機会になりました。 「本」が人と人を結びつける 会場を北海道全域に広げ、名称も「北海道ブックフェス」とあらた