江戸時代以前などに現代の平仮名や漢字の形を崩して使用されていた「くずし字」を、実在する古典から引用し、画像にして覚えるスマートフォン用無料アプリ「KuLA」を大阪大の飯倉洋一教授(日本近世文学)らのチームが開発し、大阪市内で9日、公表した。 戦国武将の手紙や浮世絵に書かれた文字のほか、古い時代の地震などの災害関連資料を読む手助けとなり、国内外の研究者の関心が高まっていた。 チームによると、くずし字は、一つの平仮名や漢字に対して複数のパターンがあり、使用頻度が高い278字に対し、江戸時代の本から収集した用例3千以上を収録した。
![「くずし字」学習アプリ開発 大阪大、歴史資料に親しみ:話題のニュース:中日新聞(CHUNICHI Web)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/b59cd3edbd84c53bba15fb59862880993da481da/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.chunichi.co.jp%2Fimg%2Flogo_social.png)