日本ファイリング(東京都千代田区、田嶋譲太郎社長)は、東京大学が建設中の本郷キャンパス新図書館(東京都文京区)向けの、国内最大規模という自動化書庫「オートライブ」を受注した。図書収容規模は300万冊で、従来の約100万冊の3倍に当たる。受注額は約10億円。5月をめどに完成する新館に納入・稼働させる。 東大は既存の本郷キャンパス総合図書館を大幅に拡充する建設工事を進めており、本館は外部を保存したまま内部を全面改修し、2019年に完成する予定。この一環で図書館前広場の地下に新館を建設し、学生がグループで学習できるスペースと自動化書庫を設置する。地下50メートルまで掘り下げ、倉庫は幅20メートル×長さ40メートル×高さ10メートルの部屋を3階建てに積み重ねた構造だ。 日本ファイリングの自動化書庫は(1)格納コンテナの表裏両面を使用可能(2)図書の格納場所を決めず、空きコンテナであればどこでも入庫
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