クラフトビールの流行を受け、全国各地でビール醸造所の新規開業が増加しています。国税庁によると、2019年3月時点でビール、発泡酒の製造免許場数は全国で410。大手ビールメーカーの工場もここに含まれていますが、300軒以上の非大手の醸造所が稼働しています。1994年の地ビール解禁から低迷期を経て、過去最高を更新しそうな勢いです。 ビールメーカーの増加に伴って大都市を中心にクラフトビールを樽生で取り扱う専門店も続々とオープンしており、外食産業においてクラフトビールは注目のアイテムになっています。今後も成長が期待されるホットな分野です。 店が売らない5つの理由 それなのに、街のスーパーや酒販店で瓶や缶がなかなか買えないと思いませんか? 取り扱っている小売店がそれほど多くないように見受けられます。一部クラフトビール専門酒販店があるとはいえ、東京や大阪などの大都市でも多いとはいえない状況です。流行と