国際日本学へのいざない--[法政大学大学院国際日本学ｲﾝｽﾃｨﾃｭｰﾄWEB] 「国際日本学」の活性化のために不可欠な「国際日本学シンポジウム」の活発化(鈴村裕輔)
去る7月9、10日、お茶の水女子大学共通講義棟2号館101号室においてお茶の水女子大学比較日本学教育研究センターが主催した、第13回国際日本学シンポジウム「感覚・文学・美術の国際日本学」に参加しました。 各日の発表者と論題は以下の通りでした。 第1日目 翁育?（台湾・東海大学歴史学系助理教授）／「唐代筆記小説から見た主僕関係について」 神田由築（お茶の水女子大学大学院准教授）／「浄瑠璃に見る近世日本の身分感覚」 安成英樹（お茶の水女子大学大学院准教授）／「アンシャン・レジーム期フランスの文学に見る身分感覚」 岸本美緒（お茶の水女子大学大学院教授）／「『岐路灯』にみる清代中国の身分感覚」 第2日目 公開講演会 尾本圭子（フランス・ギメ美術館館長付顧問）／「ガシェ家芳名録の資料的意義について」 研究発表 木下長宏（元横浜国立大学教授）／「ファン・ゴッホは浮世絵からなにを学んだか」 田中淳（東京
国際日本学へのいざない--法政大学大学院国際日本学インスティテュート 「懇親会場の風景」は日本の存在感の低下を示しているか（鈴村裕輔）
このたび、3月31日から4月3日まで開催された、アジア研究協会（AAS: Association for Asian Studies）とアジア研究者会議（ICAS: International Convention of Asia Scholars）の合同大会に参加し、報告を行いました。会場は、ハワイにあるハワイ・コンベンション・センターでした。 4日間の会期中、750を超えるセッションが開催され、3000近い発表が行われるなど、大会は活況を呈しました。しかし、今回の大会では、日本研究や日本学以外の他のアジア地域の研究を包摂するアジア研究やアジア学の中で、日本の占める位置は低下しているのではないか、という印象を受けました。 確かに、東日本大震災に関する話題が大きく取り上げられるなど、日本そのものに対する注目の度合いは低くありませんでした。しかし、例えばセッション終了後に各種の団体が競って主
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国際日本学へのいざない--[法政大学大学院国際日本学ｲﾝｽﾃｨﾃｭｰﾄWEB] 日本人が「日本人論」や「日本論」を好むことの肯定的な意味は何か(鈴村裕輔)
国際日本学へのいざない--[法政大学大学院国際日本学ｲﾝｽﾃｨﾃｭｰﾄWEB] ASCJ2011の風景は何を意味するか(鈴村裕輔)
国際日本学へのいざない--法政大学大学院国際日本学インスティテュート 「国際日本学」における仮説と実証の関係（鈴村裕輔）
国際日本学へのいざない-法政大学大学院国際日本学インスティテュート
