IntelとAMDのCPUを比較して「AMDが買い」と結論づける報告も上がるほど、IntelのCPU市場における存在感は弱くなっていますが、IntelもCPUの改善を地道に行っているようです。エンジニアのTravis Downs氏が、Intelの最新世代「Ice Lake」のCPUには、キャッシュの処理において改善が施されていると自身のブログで報告しています。 Ice Lake Store Elimination | Performance Matters https://travisdowns.github.io/blog/2020/05/18/icelake-zero-opt.html Hardware Store Elimination | Performance Matters https://travisdowns.github.io/blog/2020/05/13/intel-
2021-08-252020-05-14 NTTとインテル、次世代コミュニケーション基盤「IOWN」の実現に向けた共同研究契約を締結 日本電信電話株式会社(以下、NTT)とインテル コーポレーション(以下、インテル)は、消費電力の大幅な削減などを実現する未来のコミュニケーション基盤「IOWN」技術の共創を目的に2023年4月までの共同研究契約を締結した。 両社の提携は、研究開発における戦略的協業としてNTTのフォトニクス技術、デジタル信号処理(DSP)技術、コンピューティング技術ならびにネットワーク基盤運用技術と、インテルの技術ポートフォリオ、サポート体制、ハードウェア・ソフトウェアに関する専門知識を活用し、以下の分野における共同研究を実施していく。 フォトニクス/光電融合技術 光技術を従来のような長距離信号伝送だけでなく、電子回路と連携したプロセッサチップ内の信号処理部にも導入し、光電融
インテルは2020年3月17日、オンライン形式で記者説明会を開催し、5Gインフラ向け新製品を発表した。第2世代のインテル Xeonスケーラブル・プロセッサーをはじめ、4カテゴリーの新製品を一挙にリリース。無線基地局/エッジ向けのラインナップを強化した。 「5Gではクラウドからネットワーク、エッジへとデータ処理が押し出されることになる。エッジにも高性能なデバイスが必要になり、かつ、クラウドからエッジまで同じアーキテクチャで構成されることが重要だ」 新製品発表の記者説明会で、インテル 執行役員常務 技術本部 本部長の土岐英秋氏はこう話した。データ処理を行う場所や環境に応じて多様なプロセッサーを使い分け、組み合わせることが重要と指摘。これを5Gインフラで実現するために開発した、4つの新製品を発表した。 5Gインフラ向けに4つの新製品をリリースする 1つめが、第2世代のインテル Xeonスケーラブ
Intel製のCPUには、2018年に「Meltdown」や「Spectre」、2019年には「SPOILER」など、ここ数年多くの脆弱性が判明しています。そうした脆弱性のひとつとして、Intel製CPUのセキュリティシステムである「Intel CSME」に見つかった、「すでに修正パッチを配布済み」の脆弱性が、実は完全には修正不可能なものであることが判明しました。この脆弱性を悪用すると、悪意のあるコードを特権レベルで実行できるほか、著作権保護技術のDRMの回避などが可能になります。 Positive Technologies: Unfixable vulnerability in Intel chipsets threatens users and content rightsholders https://www.ptsecurity.com/ww-en/about/news/unfix
2017年には一般のPC向けCPU販売シェアでIntelを抜いたAMDが、サーバー向けCPUの分野でも着々とシェアを伸ばし、Intelを猛追している指摘されています。 Chipzilla or Chipzooky? If Intel's server CPU sales keep on shrinking, El Reg will have to update the branding ? The Register https://www.theregister.co.uk/2020/03/02/intel_sever_cpu_share/ AMD vs. Intel CPU Market Share Q4 2019: EPYC and Desktop CPU Growth Decelerates, Mobile Ryzen Roars | Tom's Hardware https://w
世界中で新型コロナウイルスの影響が出ている。例えば、さまざまなイベントが中止になった。イベントの中止を早々と(開催の2週間ほど前に)決めたのが、「MWC Barcelona 2020」である。多くの企業が新製品の発表を予定していた。米インテル(Intel)もその中の1社。各地の報道機関向けに電話会議形式で、発表予定だった内容を伝えているようだ。 Intelサイド(電話の向こう側)で話をしたのは、Lisa Spelman氏(Corporate Vice President, General Manager、Xeon & Memory Group, Data Platforms Group)とDan Rodriguez氏(Corporate Vice President, General Manager、Network Platforms Group, Data Platforms Group
「ZWIFTを快適にプレイするためにはどのようなハードウェアを使用すればよいのか?」という素朴な疑問から今回の記事は始まる。パソコン、ノートパソコン、タブレット端末、スマートフォン、Apple TV 4kはどこまでZWIFTを快適にプレイできるのか。 海外のベンチマークテストのデーターを参考に、価格と性能を考慮しながら最適な1台を選択するための手がかりになるような内容で記事を構成した。私自身はApple TV 4kを4Kチューナー内蔵液晶テレビのハイセンス50E6800に接続しZWIFTを楽しんでいる。 「ハイセンス 50V型4Kチューナー内蔵 LED液晶テレビ50E6800」は東芝が売却した技術レグザエンジンNEOが搭載され価格は50インチ4Kチューナー付きながら¥69,800(送料無料)である。当ブログで登場するディスプレイはすべて本機を使用している。 ディスプレイは表示のためだけのデ
AMDのサーバー用CPUである第2世代「EPYC」は、Googleのクラウドサービスに採用されるなど、これまでIntelが支配していたサーバー市場に少しずつ変化をもたらしています。そんな第2世代「EPYC」を、コンテンツデリバリネットワークを提供するCloudflareが自社の次世代サーバーで採用しました。 Cloudflare’s Gen X: Servers for an Accelerated Future https://blog.cloudflare.com/cloudflares-gen-x-servers-for-an-accelerated-future/ Cloudflareのサーバーは非常に高負荷な処理を行うため、CPUがボトルネックになることが頻繁にありました。Cloudflareがブログにつづった内容によると、Cloudflareが持つソフトウェア群はCPUコアを追
by Takuya Oikawa 大手半導体メーカーのIntelは2019年11月、AI向けチップである「Nervana」シリーズを正式に発表しました。ところが、正式発表からわずか2カ月後の2020年2月、IntelはNervana製品の開発を中止し、2019年12月に買収したイスラエルのAIチップメーカー「Habana labs」の製品に注力すると発表しました。 Intel Axes Nervana Just Two Months After Launch | WikiChip Fuse https://fuse.wikichip.org/news/3270/intel-axes-nervana-just-two-months-after-launch/ Intel Officially Axes Nervana | EE Times https://www.eetimes.com/in
IntelがHabana Labsを買収、Nervana製品の立ち位置は?:イスラエルのAIスタートアップ Intelは2019年12月16日(米国時間)、AIアクセラレーター関連の新興企業であるイスラエルのHabana Labs(以下、Habana)を約20億米ドルで買収したと発表した。これは、驚くべき動きである。Habanaは、Nervanaの競合だからだ。 Intelは2019年12月16日(米国時間)、AIアクセラレーター関連の新興企業であるイスラエルのHabana Labs(以下、Habana)を約20億米ドルで買収したと発表した。 これは、驚くべき動きである。HabanaはIntelが以前買収したNervanaと競合しているからだ。米国カリフォルニア州サンディエゴを拠点とするNervanaは、2016年8月にIntelによって買収された(買収額は約4億米ドルと言われている)。ま
Intelの日本法人であるインテルは2019年11月27日、AI(人工知能)におけるIntelの取り組みを説明する発表会を都内で開催した。Intelは同年11月12日(米国時間)に米国カリフォルニア州サンフランシスコで「AI Summit 2019」を開催し、AI向けの新製品を発表したが、その内容の一部を日本の報道機関向けに説明するというもの。 インテル執行役員常務 技術本部 本部長の土岐英秋氏によれば、2019年におけるIntelのAI関連売上高は35億米ドルに上るという。同氏は、「AIはあらゆる領域に浸透し始めているが、Intelも(エッジからクラウドまで)全方位にAIを展開していく。セキュリティも含めて展開していく」と強調した。 エッジ向けの学習および推論チップとしては、次世代の「Movidius Myriad VPU(Vision Processing Unit)」(開発コードネー
米インテル(Intel)は、Atomプロセッサーの次期マイクロアーキテクチャーである「Tremont」の詳細を、「Linley Fall Processor Conference 2019」(米カリフォルニア州サンタクララで2019年10月24日に開催)で発表した(ニュースリリース1)。Tremontマイクロアーキテクチャーのプロセッサーは、Coreの次期マイクロアーキテクチャー「Sunny Cove」のプロセッサーと一緒に、米マイクロソフト(Microsoft)が発売予定の2画面折り畳み式ノートPC「Surface Neo」(ニュースリリース2)に搭載されるという。 Tremontの存在は、2018年12月に開催の「Intel Architecture Day」(関連記事1)で明らかにされた。2019年5月の投資家向けミーティングの際には、3次元実装技術「Foveros」を使ったMCP(
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