“諦観の境地”の有権者 突如、6月20日告示のへの立候補の意向を表明した、広島県安芸高田市長の氏(41)。ネットを中心に改革派の旗手として褒めそやす向きがいる一方で、地元では大迷惑を被ったと怒りに震える声も多い。いったいこの男は何者なのか――。【前後編の前編】 *** 今のところ都知事選では、自民党がすでに独自候補の擁立を見送ったとされており、他の政党もこれといったタマを用意できていない。となると、現職の知事(71)が、まだ正式に出馬表明を行っていないとはいえ、このまま順当に3選を果たす可能性が高いとみられている。 氏(本人のYouTubeより) カイロ大学卒の学歴詐称疑惑が再燃するなどして小池知事への不信感が高まってはいるが、いまだ彼女に伍する力を持った者は現れない。彼女を支持しない有権者はもはや諦観の境地に至りつつあるといえよう。 「市議らを“敵”だとみなし、過激な言い回しで批判」 そ