長野県内12社が不正受給、新型コロナ雇調金や雇用安定助成金 長野労働局が返還命令【不正受給をした事業者の一覧表付き】
靖国懇談会 議事録が存在 芦部氏らの違憲論脇に 中曽根康弘内閣の1984(昭和59)年から85年にかけて開催された官房長官の私的諮問機関「閣僚の靖国神社参拝問題に関する懇談会」(靖国懇)の議事録が存在していたことが2日までに分かった。議事録は当時の国会で公開を求められたが政府は非公開が前提の会議として応じず、作成されたかどうかも不明だった。信濃毎日新聞が情報公開法に基づき内閣官房に開示請求していた。議事録からは委員の憲法学者、芦部信喜(のぶよし)氏(1923~99年)=駒ケ根市出身=らが憲法の政教分離の観点から違憲論を主張したにもかかわらず脇に追いやられ、公式参拝を政府に促す結論に向かう過程が浮かぶ。 懇談会は各界を代表する15人の識者が戦後初めて首相らの靖国神社公式参拝の是非を本格的に検討した。開示議事録について、渋谷(しぶたに)秀樹・立教大大学院教授(憲法)は「初めて見る資料だ。憲法に
JR東日本は16日、春のダイヤ改正を行った。主に新宿と松本を結ぶ中央東線の特急列車名を「あずさ」に一本化し、車両は新型のE353系に切り替えを完了。これに合わせ松本―新宿間は、県内7停車駅のうち松本、茅野を除く5駅で定期列車の1日当たりの停車本数を2〜12本減らした。平均所要時間は上りで4分、下りで6分短縮。同社によるとこの日、改正による目立ったトラブルはなかった。 あずさは自由席を廃止し、普通車の全席で事前に座席指定をできる方式にした。運賃と特急料金を合わせ、松本―新宿間は片道6500円。15日までの自由席と比べて120円高く、従来の指定席より400円安い。「あずさ回数券」は発売をやめた。 JR東日本長野支社(長野市)はこの日、松本―茅野間の主な駅に社員を配置し、あずさの乗客に乗り換えや切符の買い方を案内。増員は大型連休明けまで続けるという。 一方、この日は午後9時ごろ、都内の豊田―八王
東京圏への人口集中が止まらない。 総務省が2018年の人口移動報告をまとめた。東京、千葉、埼玉、神奈川の4都県では転入者が転出者を上回る「転入超過」となり、その人数は13万9千人余に上った。 全市町村の7割強、長野県を含む39道府県は転出超過だった。一極集中の傾向は25年ころまで続くとみられている。 人口が減る中、自治体間で移住者を奪い合うばかりでは先は見通せない。地域の持続的な営みに向け、さらに知恵を集めたい。 長野県が公表した18年の人口増減では、230人ながら転入超過となっている。報告と異なるのは総務省が国内の外国人の移動のみを集計したのに対し、県は海外からの転入者も加算するなど、統計の取り方の違いによる。 転入超過は県内77市町村のうち30だった。首都圏での移住の呼びかけ、積極的な外国人の誘致、手厚い子育て支援策が実を結んでいるのは心強い。それでも人口は1万2千人余り減り、17年続
法制化を前提に事を急ぐ政府の姿勢にもともと無理があった。海賊版サイトへの接続を強制的に遮断する「ブロッキング」である。 政府が設けた有識者会議が、報告書のとりまとめを断念した。会議自体を無期限で延期している。意見の対立は埋まらず、話し合いは最後まで紛糾した。 来年の国会への法案提出を目指す政府のもくろみはつまずいた。議論を尽くさないまま方向づけはできない。遮断の法制化はいったん棚上げすべきだ。 漫画や雑誌を無料で読める海賊版サイトは、著作権を侵害し、出版社にも大きな損害を与えている。対策は急務である。 ただ、ブロッキングは、誰がどのサイトを見るかを漏らさず把握することが前提になる。憲法が定める「通信の秘密」を侵害し、プライバシーや内心の自由を脅かす恐れが大きい。 特定のサイトへの接続を遮ることは、検閲にもつながりかねない。表現の自由を保障する憲法は検閲を厳しく禁じている。 有識者会議では、
南佐久郡佐久穂町のケーブルテレビ会社「佐久高原ケーブルビジョン」が15日に放送を停止し、同町に問い合わせが相次いでいることが16日、分かった。総務省信越総合通信局(長野市)は同日、放送再開を会社側に行政指導。同社は「放送停止を知らなかった人には申し訳ない」としたが、基本的に放送再開はしない方針としている。 同町によると、15日午後3時45分ごろ、町内の女性からテレビが突然映らなくなったとの電話があった。町には16日午後6時までに計約80件の問い合わせがあった。テレビが見られなくなった戸数は不明だが、地上デジタル放送を受信しにくい地域の約110戸を中心に視聴できないとみられるという。 同社は1988年設立。放送エリアは同町高野町や海瀬などの旧佐久町の地域など。同通信局によると昨年3月末の報告では650世帯が加入し、NHKや県内民放の地上波6波などを流している。 同通信局は16日、担当部長らが
長野県上田市の「上田道と川の駅おとぎの里」が土日祝日に販売している、鹿と馬の合いびき肉のハンバーグを挟んだ「馬鹿(うましか)バーガー」が、「おいしくてヘルシー」と好評だ。県内で駆除された鹿の肉を活用する狙い。耳目を引くネーミングもあって、2日の昼時も次々に注文が入っていた。 おとぎの里によると、鹿肉に馬肉を加えることで味に深みを出し、馬肉に親しむ信州の食文化も発信しようと考案。具材のレタスやタマネギの他、パン生地の米粉も地元産で、4月末から販売を始め、既に700個ほど売れた。この日初めて食べた市内の男性(49)は「鹿肉特有のくせもなくおいしい。これなら人にも勧めたい」と話していた。 「鹿が里山に下りてこなくなり、駆除されなくなったらバーガーの販売もやめる」とおとぎの里代表世話人の石井孝二さん(56)。好みの具材を挟んで楽しめるよう、ハンバーグとパンのセットを冷凍販売する予定もあるという
JR東日本が今秋、飯山線飯山駅(飯山市)と長岡駅(新潟県長岡市)間で蒸気機関車(SL)の運行を検討していることが4日、同社などへの取材で分かった。実現すれば、県内の飯山線をSLが走るのは1972(昭和47)年以来、44年ぶりとなる。 同社広報部は取材に「11月を目標に検討している」と説明。今後、沿線の安全対策やSL車両、乗務員の手配などを進めていく考えだ。 飯山線のSL運行をめぐっては、沿線自治体などでつくる「飯山線沿線地域活性化協議会」が昨春、2016年度中の飯山―長岡間の運行を同社に要望。協議会によると、同社は沿線の警備や燃料補給などで地元の協力があれば運行は可能とした。協議会は、JR側の方針を近く発表する予定だ。 新潟県側では12年11月、長岡―十日町(新潟県十日町市)間で2日間、SLが走った。運行を求める署名集めなどをした「飯山線SL運行を応援する市民の会」の木村喜郎会長(6
批判もどこ吹く風、となると安倍晋三首相の責任を問わないわけにはいかなくなる。「マスコミを懲らしめる」との自民党議員の発言には「表現の自由」に理解が薄い首相の姿勢が投影されていると思えるからだ。 発言したのは東京16区選出の大西英男衆院議員である。6月25日の党の勉強会で、安保法制論議を厳しく伝える報道に関し「マスコミを懲らしめるには広告料収入をなくせばいい。文化人が経団連に働きかけてほしい」と述べ、厳重注意処分になっていた。 30日には再び「懲らしめようという気はある」「問題があったとは思えない」と述べた。「懲らしめ」発言がなぜ批判されるのか、分かっていないようだ。 「(自民党が)言論弾圧をするなんていうのは絶対にあり得ない」との発言もある。 政治家がマスコミを経営面から締め上げようとするのは弾圧そのものだ。粗雑な考えに驚く。 憲法21条は国民に対し「表現の自由」を保障している。
衆院に提出された安全保障関連法案には国民の多くが懸念や疑問を抱いている。 安倍晋三首相はきのうの党首討論で、こうした声にまたも正面から向き合わなかった。 もはや「丁寧に説明して国民の理解を得る」としてきた首相の言葉は信じられない。不誠実だ。 民主党の岡田克也代表、維新の党の松野頼久代表、共産党の志位和夫委員長が安保法制を中心に論戦を挑んだ。 岡田氏は、米軍など他国軍に対する自衛隊の後方支援が拡大される問題点を指摘した。「弾薬や武装兵士も運ぶことになれば、相手からは敵とみなされる」とし、隊員が戦闘に巻き込まれるリスクの説明を求めた。 首相は「戦闘が起きたら責任者の判断で退避も中止もできる。隊員は安全が確保されている場所に行く」と繰り返した。 しかし、後方支援は戦闘中の兵士に物資を補給する兵たんを自衛隊が担うことに等しい。戦闘部隊と一体とみられるのが常識だ。首相はこれまでもリスクに
佐久市議や市職員計23人は22日、2015年3月に金沢まで延伸する北陸新幹線の列車名について、現行の「あさま」を残すよう呼び掛けるビラを、同市のJR佐久平駅前とイオンモール佐久平で配った=写真。北陸新幹線の列車名は、JR東日本(東京)とJR西日本(大阪市)が、30日まで募集している。 「延伸開業後も列車名に、『あさま』を残そう!」と書かれたビラを、駅利用者や買い物客に手渡した。中には、「名前が変わるんですか」と聞く人もいて、「今後の存続は不透明なので、地域全体で名前に愛着を持っていることを伝えましょう」と訴えた。 ビラ配りは佐久市議会高速交通網特別委員会が提案し、市にも協力を呼びかけた。同委員会の花岡茂委員長(75)は「浅間山は佐久地域の誇りであり、新幹線『あさま』の名前も長く親しまれてきた。名前はぜひ残したい」と話した。24日も、佐久平駅などでビラ配りを予定している。 06月23日(
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