大月町小才角の国道321号沿いで、冬の風物詩「イカの天日干し」が始まり、通りがかりのドライバーや観光客がカメラを向けて撮影する光景も。 小才角沖では例年6月から年末にかけてマツイカ漁が盛んに行われ、水揚げされたイカはきれいに水洗いした後、家の屋上などを利用してロープにつるして天日乾燥させる。4~5時間も干すと身が締まるといい、体長30センチ前後の白いイカが寒風に揺れる。 国道沿いで製造、販売している奥宮初喜さん(67)は「マヨネーズやしょう油をつけて食べるとまた格別。ぜひ味わってみてほしい」と話している。【真明薫】