日本近海の太平洋でマサバを漁獲する中国の漁船が急増していることが水産庁の調べで分かった。過去の乱獲でマサバの資源量は一時、危機的な状況に陥ったが、近年は日本国内の漁獲制限によって回復傾向にある。しかし、中国漁船の急増を受けて、日本政府は「マサバの資源量の枯渇につながる」との懸念を強めており、中国側に漁獲量の削減などを求めていく方針だ。【松倉佑輔】 【サンマも…?】資源量と国・地域別の漁獲量の推移グラフ 水産庁によると、中国漁船が急増しているのは三陸や北海道沖で、日本が漁業の規制権限を持つ「排他的経済水域(EEZ)」からやや外れた公海上。今年4月以降だけで計約100隻がマサバを漁獲していることを確認した。公海では現在、漁獲制限などのルールは適用されておらず、取り放題の状況だ。 中国側は2014年のマサバ漁船は20隻と説明しており、短期間で急増したことになる。中国内では経済成長に伴って魚の
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