宮城県東松島市矢本。眼前に広がる豊かな海で海苔を育てる相澤太さん。史上最年少で「皇室献上の海苔」をつくった全国屈指の海苔漁師である相澤さんが考えるSDGsとは。 「海苔の養殖で大切にしているのは、海苔の種が生まれ持つ生命力・潜在能力を、人間の勝手でそぎ落とさないこと。”自然界と同調“させることを心がけている」 取材の折、相澤太さんは開口一番、そう話してくれた。18歳で海苔漁師を志し、熊本県の有明海での修業ののち、地元・東松島市矢本に戻った相澤さんは、父であり、当時『矢本漁業協同組合』の組合長であった勝利さんの下で海苔の養殖を学んでいく。生来の研究熱心さ、そして好奇心を持つ相澤さんは、試行錯誤を繰り返しながら、海苔漁に心血を注ぐこと5年。2004年の奉献乾海苔品評会において、23歳という若さで準優賞、2009年には、史上最年少で優賞を果たした。優賞、準優賞に輝いた海苔は、皇室献上品に。地元・
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