MVNOの電話料金は安くならないの? MVNOとMNO(大手キャリア)のサービスの比較としてよく取り上げられるのが、「MVNOには音声通話料金の定額制がない」ということです。MVNOの多くは「通話30秒あたり20円(国内通話)」という料金体系です。中には「基本料金で毎月○○分まで通話無料」といったプランを持っているところもありますが、指定された時間を超えると通話した時間に応じた費用がかかります。キャリアが導入している「一定額を支払えば通話し放題」というサービスとは傾向が異なります。 MVNOのサービスがこのような課金体系になっている理由の1つに、日本のMVNOは音声通話に関する設備を持っていない、ということが挙げられます。 音声通話についてはMVNOサービスの利用者であっても、キャリアの設備を利用しています。キャリアは通話した時間に応じた料金をMVNOに請求し、MVNOが利用者にその料金を
![「IP電話」や「中継電話」の通話料金はどうして安いの?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2c1f4b89e72da33446ba8256cfc66088c30e5a1a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fmobile%2Farticles%2F1601%2F13%2Fl_st_mvnocolumn-01.jpg)