ソフトウェア開発をする際、客先に常駐するケースも多々ありますが、 そのときに注意する必要があると思われます、 ソフトウェア契約「請負」と「準委任(委託)」の違いについて、 改めてメモしておこうと思います。 (「請負開発」と「委託開発」とでも言うんでしょうか。。。) 請負も、準委任も、他社の労働力を利用するための契約なんですが、 いくつか違う点があります。 ・請負 仕事が完成することで、報酬が得られる契約。 私のイメージは、受注生産みたいな感じです。 ・準委任契約 労働力を提供することで、報酬が得られる契約。 私のイメージは、日雇い労働者とかアルバイトみたいな感じです。 ちなみに、 委任は、法律行為の事務の委託をすること。 準委任は、法律行為以外の事務の委託をすること。 だそうです。 これに対し「派遣」は、準委任契約に近いですが、 労働者が、派遣先の指揮命令の下で働くことをいいます。 つまり
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政府システム調達における失敗の典型例が、特許庁の基幹系システム刷新プロジェクトだ。5年がかりで臨んだが、結局は55億円を無駄にしただけ。新システムは完成しなかった。失敗の最大の要因は、発注者である特許庁にあった(図1)。関係者の証言から、失敗に至る経過を改めてひもとく。 特許庁は2004年、政府が打ち出した「業務・システム最適化計画」に沿って、特許審査や原本保管といった業務を支援する基幹系システムの全面刷新を計画した。システムアーキテクチャーに詳しい情報システム部門のある職員(以下A職員)と、刷新の「可能性調査」を担ったIBMビジネスコンサルティングサービス(現・日本IBM)を中心に、調達仕様書を作成した。 業務プロセスを大幅に見直し、2年かかっていた特許審査を半分の1年で完了することを目指した。度重なる改修によって複雑に入り組んだ記録原本データベース(DB)の一元化に加え、検索や格納など
太陽光発電(PV)のえらいひとの講演を聴いてきたので書く。 太陽光発電には安全神話がある原子力発電に安全神話があるように、太陽光発電にも安全神話がある。安全安心でメンテナンスフリーという神話である。 残念ながら、それは神話なのだ。 太陽光発電はメンテナンスフリーではない普通の一軒家に設置するような光発電システムは、10年も使っていると5軒に1軒ぐらいはパワーコンディショナが修理か交換になってしまう。7軒に1軒ぐらいは、ソーラーパネルも1枚以上交換している。果たして、投資の一環としてはじめた屋根借りるタイプのにわか太陽光発電業者や、元が取れると家主に設備を買わせようとする施工業者は、利益率の計算にその費用をちゃんと入れているのだろうか…? ソーラーパネルの製造元は、10年保証や25年保証と言った長期保証をつけるから大丈夫だ、と思うかもしれない。ところが、システムが完全にダメになる前に、出力が
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