[ロンドン 12日 ロイター] 欧州で行われた調査では、週1回の洗浄スプレーや消臭スプレーの使用でも、成人のぜんそくリスクが高まることが分かった。バルセロナにある環境疫学研究センターの研究者らが12日、学術誌「American Journal of Respiratory and Critical Care Medicine」で発表した。 調査は欧州10カ国の22カ所から集められた9年間3500人分以上のデータを使い、ぜんそくの発症と掃除の因果関係などを分析した。 これまでにも、清掃業従事者のぜんせく率の高さとスプレー洗剤などの関連性は指摘されていたが、同調査では、通常の家事でも同様のリスクにさらされる可能性があるとしている。 環境疫学研究センターのジャン・ポール・ゾック氏は「家庭用洗浄スプレーの頻繁な使用は成人のぜんそくの重要なリスクファクターだ」と指摘。成人ぜんそく患者の7人に1人が、
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