岩手県大船渡市の吉浜川河口付近で、津波被害に遭った道路ののり面から昭和三陸津波(昭和8年)の記念碑(縦3・7メートル×横3・1メートル、高さ2・1メートル)が見つかった。地元住民らが先月、巨大な石を発見、手で掘り返したところ、石の表面に「津波記念石」と書かれていたため、今月に入り市が重機で掘り出した。昭和三陸津波で河口から200メートル打ち上げられた巨大な石を、その場で記念碑にしていたが、昭和50年代の道路整備で埋められていた=13日午後(沢野貴信撮影)
岩手県大船渡市の吉浜川河口付近で、津波被害に遭った道路ののり面から昭和三陸津波(昭和8年)の記念碑(縦3・7メートル×横3・1メートル、高さ2・1メートル)が見つかった。地元住民らが先月、巨大な石を発見、手で掘り返したところ、石の表面に「津波記念石」と書かれていたため、今月に入り市が重機で掘り出した。昭和三陸津波で河口から200メートル打ち上げられた巨大な石を、その場で記念碑にしていたが、昭和50年代の道路整備で埋められていた=13日午後(沢野貴信撮影)
切断された地層が約600メートル続く光景は見る者を圧倒する。その姿から「バウムクーヘン」とも呼ばれるが、確かによく似ている=東京都大島町(大里直也撮影) 東京から高速船で約2時間、首都の南120キロに浮かぶ大島。伊豆諸島最大の島の南西部には高さ約30メートル、長さ約600メートルに及ぶ巨大な地層の切断面が広がる。幾層にも重なったしま模様が、波打つように連なる光景は圧巻の一言。その姿から「バウムクーヘン」とも呼ばれる。 伊豆大島は昭和61年、三原山の噴火で当時の全島民約1万人が避難したことで知られる。島の人にはやっかいな存在だが、芸術的な風景をもたらしたのも火山の三原山。度重なる噴火で地表に吹き出した火山灰が波形の土地に降り積もり、長い年月をかけて作り上げられた。 露出している最下層部分は約1万5000年~約2万年前のもので、地下にはさらに5000年分の層がある。噴火の規模や性質など
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