「長期の家賃保証があり、スルガ銀行もしっかりチェックしているので安心です」 こうした言葉を巧みに使って会社員らにアパート投資をさせ、一方的に家賃保証の約束(サブリース契約)を破る詐欺的行為をしたとして、不動産業者「ガヤルド」(東京・千代田)に対して損害賠償を求める訴えが7月中にも提起される。 ●「スルガ銀行・スマートデイズ」と似たスキーム 7月11日、代理人の足立格弁護士、池田大介弁護士が東京・霞が関の司法記者クラブで会見し明らかにした。訴訟の原告はまず5人となる見通し。被害者の相談を受け付け、状況を見ながら訴訟を拡大する。スルガ銀行に対する責任追及もしていく方針。(電話相談は村田・若槻法律事務所の足立弁護士03ー3263ー0480まで) 足立弁護士によると、被害者は20代ー40代の会社員が中心。ガヤルドがまとめていた顧客データによると、被害者の総数は少なくとも50人以上とみられる。1人あ