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(5)想像超すヘリパワー 医師が危ない-密着、高知医療センター脳外科 第1部・残業200時間の世界
(5)想像超すヘリパワー 高知医療センターの負担増に拍車を掛けたのは、ヘリコプターだった。 「室戸... (5)想像超すヘリパワー 高知医療センターの負担増に拍車を掛けたのは、ヘリコプターだった。 「室戸にヘリポートができたでしょ」と脳神経外科の溝渕雅之医師(48)。県立安芸病院から脳外科が消える直前、平成十八年二月のことだ。 「あのころから東部の急患が、どんどん来始めたんです。どこから来てるか聞いたら、救急車は安芸方面から。ヘリも、それまであまり来なかった室戸からの要請で、突然のように舞い降りてね。午前中だけで二回、室戸へ飛んだこともあったから」 高知医療センターの屋上にはヘリポートがある。遠方で重症患者が出ると、高知空港から高知医療センターへ飛んできたヘリに救急医が乗って現場へ直行。室戸なら二十五分で往復し、一階の救急外来へ直行する。 当然、救命率は上がるし、それまで救急車で一緒に付き添ってきた医師も、病院を何時間も留守にすることがなくなり、へき地医療にとっても恩恵は大きくなった
2008/02/16 リンク