『罪と罰』 『派遣社員お銀』 落合尚之著 作者の成長がどこへ向かうのか？ | 旧館：物語三昧～できればより深く物語を楽しむために

落合 尚之 罪と罰 1 (1) (アクションコミックス) 評価：★★★星３つ （僕的主観：★★☆星２つ半） うーん、作者はどこに行こうとしているのだろう？。編集者は、何をマーケティングしているのだろうか？。彼の作風は、こういうん書かせたら、ぴか一だけれども、深く入りすぎて、読者がついてこられなくなるんだよ。だからこそ、アクションコミックスなんだろうけれども。さてどうなるか？。 少なくとも、僕は、大ファンであるにもかかわらず残念ながら、この『罪と罰』はいまいちだった。その内容は、『黒い羊は迷わない』や『ダンデライオン』で見せてもらっていて、しかもエンターテイメントとして高いレベルを維持してしまったので、いまさらの感がある。 時代的に、この罪と罰的なエグイ話を、なんのてらいも萌とまではいかないが仕掛けもなしに提示すると、どの読者が読んでしまうのだろうか？。それが意味をもぅったのは、９０年代前半