科学と生活のイーハトーヴ » 論理の飛躍と、洞察と

いろんなことがらについて、すぐれた洞察を見せてくれる人というのがいる。 いろんなことがらについて、トンチンカンな思いこみばっかり言ってる人というのもいる。 どちらも最初は、論理が飛躍していたり、特別な事象をおもいきって一般化していたりする「仮説」にすぎないのだけど、結果としての洞察とトンチンカンをわけるものはなんだろうなあ、とよく考える。 軌道修正できるかどうか、は大きそうだ。 「もしかしてこうではないか」と思ったことについて、「ほんとうにそうなのか？」と考え続けること。観察し続けること。ほかの人の話を聞き続けること。 そして「思っていたのと違った」ということを受け入れて、また考えること。 だから、よく見ると、すぐれた洞察を見せてくれる人も、ときどきはトンチンカンなことも言っていたりする。 でも、ある程度の正しさや確度が証明されてからでなければモノを言ってはならない、みたいな

[pollyanna]

まだ考え中。／わー！　みなさんコメントありがとうございます！！

[DrPooh]

確かに軌道修正できるかどうかは大きいと思います。

[blackdragon]

多分、飛躍に自覚的であるかどうかが大事なポイント。論理が飛躍している自覚が無く、指摘には逆切れするのと、論理的には飛躍があることを自覚したうえで推論してみることは全く異なる。

[sun-and-moon]

ほっぽりっ放しのアイデア達を、明日もう一回見直そうっと

[Islecape]

軌道修正できるかどうか、は大きそうだ←これは本当にそうで「自分は無謬」という錯覚を過剰なまでに追い払わないと。「あのマルクス・アウレリウスすら、そう想定したために不幸な結果を招いたのだから」(J.S.Mill)

[kobeni_08]

なんだか身につまされた！ぶっちゃけ、主観で推論で展開したい時もよくある。／こういう抽象的な、「考え方」ともいえる物事について、pollyannaさんの文章が読めるのはうれしいです^^

[doramao]

『飛躍したまんま、そのあとをほっぽっとくのがいけないんだろう。』うん、そんなところあるかも。

[buhikun]

中間省略的な立論をする者は、原因と結果の相当因果関係につき立証責任を負う、でおＫですかねえ(^(00)^;;

[kananaka]

『｢思っていたのと違った｣ということを受け入れて､また考えること』公開の場でありがちなのは、その試行過程に勝ち負けの価値観を付与し始めて、途端に『トンチンカン』度をはねあげてしまうこと。

[ublftbo]

積み重ねられてきた既存の知識と critical な考察に裏打ちされているかどうか、といった所だと思います。

[uhyorin]

"いろんなことがらについて、トンチンカンな思いこみばっかり言ってる人もいる。"ぎくっ…o_ _)o / たまにはブクマやコメント等ですぐれた洞察を出してみたいのですがねえ。

[vid]

「直感」をどこに混ぜ込むかなぁ（ｗ