中東の窓 : シリア情勢（アレッポ方面の悲劇）

シリア情勢（アレッポ方面の悲劇） 2016年02月06日 10:13 シリアトルコ アレッポ方面でのロシア空軍の激しい空爆と政府軍、ヒズボッラー等の攻撃で多数の避難民がトルコ国境に押しかけていることは、すでに何度かお伝えし、内外のメディアも詳しく報じていますが、国連によると国境に滞留している（トルコがアレッポ方面から至近の距離の国境検問所を閉鎖している）避難民のかずは２００００名に上るとのことです。 他方、al jazeera net 特派員によれば、その数は５００００で、さらに増加しつつあるとのことです。 このような状況で、トルコ米英等はロシアの空爆を非難し、ロシアに空爆を停止するように求めていますが、ロシアは空爆は合法的なものだとして、中止を拒否している由。 トルコが検問所を閉鎖している理由は、全く報道がないので不明ですが、ＩＳ等過激派の潜入への警戒、、トルコ国内の受け入れ能力の欠如（