ストロボライト : 淡々 （マンガソムリエ廃業編）

大学生が好きそうな漫画。 また、それに関して作者が本当にぱくったのか、はたまた偶然話が似てしまったのかっていうのも実は問題ではない。 要はこの場合、「銀のエンジェル」と比べておもしろいかどうかだけが問題なわけで。 おもしろいなら、それはリスペクトっていう便利な言葉で片付けられるんだろうし、おもしろくないならパクリとか以前におもしろくないマンガなのだ。 で、僕の個人的な感想では及第点だった。 そりゃあ、青春ぶってる感じが鼻につくと言えばつくし。 いちいちモラトリアムな台詞が鬱陶しいと言えば鬱陶しい。 でも、そういうのは人間一度は通る道なわけで。 まあ、そこに恥ずかしさを感じるのは自分にも身に覚えがあるからなんだろう。 （そういう意味では、そういう自意識に対しての距離のとりかたはよしもとよしともは見事だったと思う。同じような内容でも、読んでいて赤面することはなかったし） 今作が見事なのは、そう

[mokkei1978]

"プロットだけを抽出したら鬱陶しい話でも、見せ方によったら、エンターティメントとして成立するのだ、という確信。"