ララビアータ:横浜FC - livedoor Blog（ブログ）

このたび横浜FCが優勝を果たし、ついに念願のJ1昇格を決めた。横浜フリューゲルス消滅以来、JFL、J2の苦難の歴史を注目していたものの一人として、選手とサポーターの人々には、こころからお祝いを申し上げたい。 支援企業の営業上の都合で、一切のサポーターや選手の声を無視して進められた横浜フリューゲルスの消滅とマリノスによる吸収合併を、市民サポーターは許さなかった。「チームは誰のものか？」というプロ野球界でも問われた問題が、これほどはっきりと問われたことはなかったし、それに対し、「市民のものだ」という答えがこれほど輝かしく示されたこともなかった。（ここには、まさに「公共性」の理念をめぐって我が国を二分する鋭い対立断面が露呈していたのである。） ここにJリーグ史上初めて、市民によるクラブが出発した。当初、その苦難は並大抵のものではなく、フリューゲルスの旗を受け継ぐこともできなかったし、JFLからの