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(5)梶原一騎とちばてつや…後編 : なにも思いつかないの記
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(5)梶原一騎とちばてつや…後編 : なにも思いつかないの記
――さて、うってかわって、ここで現代国語の問題。 「ジョーにとって力石徹とは何だったのでしょうか。ひ... ――さて、うってかわって、ここで現代国語の問題。 「ジョーにとって力石徹とは何だったのでしょうか。ひらがな三文字で答えなさい」 こういう問われ方をすると、答は簡単ですね。 答:「あした」 これ以外にありません。 ジョーにとって力石は「あした」だったのです。不良少年だったジョーが、自分なりの価値観の中で初めて「コイツはスゲェ!」と思えた相手が力石だった。目的もなく、漠然と「ゆめの大計画」などをホザいていたジョーの前に、突然現れ、ジョーにとってリアルなあこがれの存在――つまり「あした」――となったのが、力石だったのです。 『あしたのジョー』における「あした」という概念は、恣意的で幅広い読み込みを許すが、たいていは「あした」=「ジョーが進むべき未来」という構図で解釈するだろうと思う。私もそうだった。 が、もっと狭めて、「あした」=「力石」であると措けば、物語の構図がよりハッキリと浮かび上がるのだ