『のうりん』ポスターが批判を呼んだわけ 基本の論点の整理 : 九段新報

九段新報 犯罪学オタク、新橋九段によるブログです。 日常の出来事から世間を騒がすニュースまで犯罪学のフィルターを通してみていきます。 岐阜県美濃加茂市のお祭りに『のうりん』というアニメのキャラクターを描いたポスターが使用され、それが批判を呼んだ問題では、Twitter上が焼け野原みたいになっていたというのが率直な感想です。 焼け野原最大の原因は、ポスターを擁護する側が批判側の論点をてんで理解せず、「碧志摩メグで味をしめたフェミニストのヒステリー」 としか解釈しなかったこと(所謂「いつものパターン」)にあります。碧志摩メグ騒動の際(碧志摩メグは結局何が問題だったのか)にもなぜそれが批判を呼んだのかという話はしたのですが、あの記事は特定の記事への反論という体裁をとっていたので、この問題一般へ適応しやすい形にはなっていませんでした。なので今回は、批判への反論として出現した勘違いや思い込みに触れつ

[haruhiwai18]

"原作においてこのキャラクターの性的なモチーフを何らかのPRに利用するという行為は否定的に描かれており、今回のポスターはこれを逆に肯定的に再現してしまった"　→2015年12月記事。／"原作に準拠していないぞ"案件