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「豚に真珠」かもしれないが、、、「百歳」万歳 : 岩下俊三のブログ
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「豚に真珠」かもしれないが、、、「百歳」万歳 : 岩下俊三のブログ
2011年09月18日14:42 カテゴリ 「豚に真珠」かもしれないが、、、「百歳」万歳 昨年の暮れ、孤独感と焦... 2011年09月18日14:42 カテゴリ 「豚に真珠」かもしれないが、、、「百歳」万歳 昨年の暮れ、孤独感と焦燥感が俄に募りおもわず飛び出して街にでたことがある。放浪のはて華厳の瀧か玉川上水に入水しようと決意したからであった。 年末の商店街はそれぞれの家庭に慎ましやかだけど何か旨いものを買って帰ろうとするひとで賑わっていた。賑わい、それもちいさな商店街のちいさな賑わいであった。そこは夜にも関わらず「明るんで」いたのである。 若いときからの癖であるが、何処にいてもなんとなく所在ないとき決まって飛び込むのは本屋である。かすかな本の「匂い」が心を一旦落ちかせるからである。 そこで何気なく手に取ったのがこの本であったのだ。ぱらぱらとめくると目に留まった「こうろぎ」という詩の一編、、、 深夜 コタツに入って 詩を書き始めた。 私 ほんとうは と 一行書いて 涙が あふれた どこかで コオロギが鳴い