ゲームレガシー : 強欲が招いた惨事とその教訓～インテレビジョンにも関わったゲーム業界の大ベテランが語る1983年のゲーム市場崩壊

2019年02月10日12:50 カテゴリ出来事人物 強欲が招いた惨事とその教訓～インテレビジョンにも関わったゲーム業界の大ベテランが語る1983年のゲーム市場崩壊 1983年のゲーム市場崩壊は、いくつもの要因が組み合わさった結果生じたことであり、特定の原因があって起こったわけではない、というのが現在では定説になっているようです。要はこれといってはっきりした理由は挙げられないというわけですが、明確な見方を示す向きもあります。そのひとりがドン・ダグロー氏です。 ダグロー氏はゲーム業界の草分けとして知られる存在です。70年代前半に大学のコンピュータでゲーム作りを始め、79年にはマテルに入社してインテレビジョンのゲーム作りに参加します。とりわけ、この時期に手がけたユートピア(Utopia）という作品は画期的で、今でいうリアルタイム・ストラテジー・ゲームをいち早く形にしたものと評価されています。そ

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おもちゃを売る視点でアタリショックをみるとわかりやすい

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マテルのゲーム開発者の証言は珍しい。ドンダグローさんはマテル時代からずっとゲームを作っていた人／粗製乱造による返品ラッシュを経て小売の在庫セールによる価格暴落が市場を壊滅させた