究極のエコ？ 糞土師に入門 | 暮らしのココロ : 地球のココロ

食事中にこの記事を読もうとしている人は、すぐにブラウザを閉じてもらいたい。なぜなら今回の記事には「ウンコ」という言葉が頻繁に登場するからだ（べつに大丈夫という人は食事を続けてください）。ちなみに「野糞」や「肛門」という言葉もよく出てくる。ふざけているわけではない。真面目でエコなウンコの話だ。 奇行かエコか。「糞土師」とは？ 昨年12月「野糞」にまつわる一冊の本が出版された。その名も『くう・ねる・のぐそ ～自然に「愛」のお返しを～』。著者は茨城県在住の伊沢正名さん。キノコを被写体に写真家として活動する伊沢さんのもうひとつの顔、それが「糞土師（ふんどし）」である。 「糞土師」―― 文字通り自らの「糞」を「土」に埋める行為を指す。直接的な表現をすれば野糞である。伊沢さんは1974年から野糞をはじめ、1990年に伊沢流インド式野糞法を確立。これまでにした野糞は1万回を超え、二十一世紀に入ってからは

[tkoie]

人間は生きるために他の命を奪っている。他の生き物に対してお返しをしなければいけないと思うんです。そこで自然に返せるものといったらウンコしかない。土に還ったウンコは自然にとってごちそうですから