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物語が立体的であること。 - アセティック・シルバー
雑記, 物語論『Landreaall』(おがきちか)を最新刊の10巻まで読破。うーん、流石に面白い。解説は講... 雑記, 物語論『Landreaall』(おがきちか)を最新刊の10巻まで読破。うーん、流石に面白い。解説は講師のペトロニウスさんトコにお任せ(笑)。それにしても、物語として優れているとこういう読み方ができるんですよね。ワンシーンを切り取っただけでは意味が分からないやり取りが、優れた物語にはある。登場人物の過去や背景を良く読み込んでいないと、まったく意味をなさないやり取りがあるんだよな。逆に言えば今はわからなくても、後になってみると分かるという事がある、ということ。一面的な、刹那的な読み方だと決して見ることができないシーンがいくつもあったりするんですよね。そういう優れた物語ほど「時間の流れ」――つまり「歴史」――を物語内に感じる。と同時に厳然と未来へとも流れているのであって、そういう意味じゃ正に別世界。優れた作家は、ホントに別世界を頭の中に作っちゃうんだよなー。すごいわ。 だから、「はじまり
2007/05/27 リンク