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唯心論と観念論 - 蛭川研究室 文書庫
論考哲学と呼ばれる、「『考える』ということについて考える」という独特の思索の体系は、インド=ヨー... 論考哲学と呼ばれる、「『考える』ということについて考える」という独特の思索の体系は、インド=ヨーロッパ文化圏、とりわけ古代のギリシアとインドで突出して発展した。ギリシアでもインドでも、相互の文化圏の交流も含め、唯心論的な立場から唯物論的な立場まで、さまざまな議論があり、さまざまな学説が展開されたが、どちらかといえば唯心論的な志向が優勢であった。すくなくとも、とりわけインドではそうであった。これは、近代ヨーロッパ科学とは好対照をなしている。古代のギリシアを代表する哲学は西暦紀元前6世紀ごろに成立したプラトン主義である。その背景にはオルペウス教という、魂が輪廻転生を繰り返すという観念を持つ民間信仰があった。ごく単純に要約すれば、イデア界という、完全な観念からなる世界から地上に落ちてきた魂が肉体を持って暮らしているのが現在の人間である。肉体的な存在である人間は洞窟という牢獄につながれた囚人のよう