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Fisherman’s Memoir #5_2 - Fisherman’s Memoir
失意の海 上原さんという、先輩がいた。年齢は当時38歳。 今の僕より、若い事になる。 色黒で、身長が高... 失意の海 上原さんという、先輩がいた。年齢は当時38歳。 今の僕より、若い事になる。 色黒で、身長が高く、ガッシリした体系の優しい海の男だった。 結婚はしていなかった。 僕が初めてマグロ船に乗った時から、一年以上苦楽を共にしてきた仲間だ。 上原さんは凄く優しい人だった、寡黙で声を荒げることも、怒ることも無かった。 それどころか 「あれだけ怒られ殴られたら、誰でも弱音吐くのに。お前は一切弱音を吐かない、大したもんだ」 「初めてマグロ船に乗ったとは思えないな!型ができてて、即戦力だ。」と 僕の初航海の時、ただ一人、僕の事を褒めてくれた。 しかし、上原さんには一つ欠点があった。 大酒飲みなのだ。 酒を飲んで酔っ払ったからと言って、暴れたりすることはない。 酔いに揺られているのが、好きな様に見えた。 とにかく酒が大好きで、コーヒーでも飲むかのように上写真のウィスキーを飲んでいた。 漁師に大酒飲みは
2016/04/16 リンク