インターネット情報の受け取り方、もしくは単純な情報収集の危険性について - 没個性テーマパーク

日記 先日受けたクレームの話からです。 私はサービス業と一般的にはいわれる職場で働いているわけですが、ある日年配のご老人から次のような指摘を受けました。「君、ちょっといいかな。今日ここに来るまでに家で此処の公式サイトを見ていたら『金曜日は男性の割引の日』と書いてあった。しかし、実際はそうした優待サービスはないというじゃないか。これは一体、どういうことだ？」 そもそもとはなるが、男性の割引の日は金曜日ではない。正しくは月曜日だ。だとしたら、この御仁は単純に間違って記憶してしまったのだろうと思う。当たり前だが、私はその指摘をする。「恐縮ですが、お客様がご覧になった情報には誤解がございます。本来は金曜日が割引ではなく月曜日が割引なのです」「そんなはずはない、インターネットにはそう書いてあったのだから」「いえ、インターネットというより当社のホームページにはそう記載があったのではなく、『月曜日が割引

[gogatsu26]

“…私は、人間よりもインターネットを信用する人間がいるのだなと、それなりのカルチャーショックを受けたわけだ。実際、そこで働いている人間よりも優先されるのはネットの情報であると。”

[SasakiTakahiro]

インターネットは集合知であると同時に、情報が波及した時に、伝言ゲームのように物事の有様が少しずつズレて拡散してしまうという側面がある。