歴史的価値ある映画フィルムを守れ、巨大な冷蔵保管施設完成-デンマーク - 映画保存ニュース・アーカイヴ

[Web-Tab]コペンハーゲン郊外に映画フィルム専用の巨大な冷蔵保管施設が完成した―この保管施設では、初期のデンマーク映画や外国映画など、歴史的価値の高いフィルムが今後100年間保存されるという。 保管施設は、デンマーク映画協会が4000万デンマーククローネ(約9億円)を投じて建設。12日の完成式典には、同国のブリアン・ミケルセン文化相も出席した。 映画の草創期、フィルムには可燃性の高い素材ニトロセルロースが使用されていた。優れた画質を誇るニトロセルロース製のフィルムだが、温度が38度以上になると燃え出してしまう危険性がある。 空調を完備した地下の保管施設に保管されるフィルムの総数は6862本、総重量は53トンに上るという。中にはカール・T・ドライエル監督の『怒りの日』 (1943)や、デンマーク初の音声映画、ゲオルゲ・シュネヴォイト監督の『Praesten i Vejlby（原題）』（

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こんな施設が９億円程度