リニアと新幹線の行方 : 極東研究所のブログ

少し前に知ったことですが、リニア中央新幹線の名古屋以西ルートで奈良県内のリニア駅をどこに設置するか、奈良、生駒、大和郡山の３つの市が競っているそうですね。 基本計画では「奈良市附近」と大雑把に書かれていたせいもあって、どこもうちがふさわしいと果敢にＰＲ活動をしているようですが、奈良県の市町村の大多数が支持している大和郡山市が優勢な気がします。 立地を考えれば奈良市の中心部が最適なのでしょうが、県下の自治体の支持を取り付けているのは誘致にとって大きなメリットです。 鉄道は目的地に向かう場合必ず他の地域も通るわけですから、その沿線になる自治体の協力がなければ進むものも進まないでしょう。 そんな周辺自治体の配慮も気配りもなく、ただ自己の利益しか考えていない自治体が一つあります。 言うまでもなく京都の事なんですがね。 まだ、計画が確定したわけではないとはいえ、名古屋―大阪間は「奈良市附近」を経由す

[hiroomi]

“隣の自治体の事情も考えずに主張を押し通したことで起こった結果なので、解決の糸口は見えてこない”この距離感の利益は、フラットに成長してないと厳しいだろうね。