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坂のある非風景 いかにして思考から速度を奪い去るか
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坂のある非風景 いかにして思考から速度を奪い去るか
物象の世界はもう何十年と見てきた、いつもと同じ年末である。すべては動いているのかもしれないが、動... 物象の世界はもう何十年と見てきた、いつもと同じ年末である。すべては動いているのかもしれないが、動きはない。見なければ存在しない、という観念論の絶対性はつねに有効だが、見ても何も存在しない。この言い方は正しくない。見なければ存在しないという眠りがあるように、たとえ見ても何も存在しない、そういう目覚めがきっとある。 でもそれは目覚めではなく、もうひとつの眠りかもしれない。一方、心象世界の側にはクリスマスも正月もないが、そこにはもっと決定的な持続があり断絶がある。動いていないように見えるが、絶えず動きつづけている。 やはり書いているとほっとする。自分の中にある、訳の分からない怒りの塊のようなものに、ゆっくりゆっくりと形を与えていく。それは途轍もなくしんどいことでもあるのですが、けれども同時に、抱えたままでは普通の日常生活を送るのさえ困難な、ぼく自身を破壊しかねない衝動を、論理的な文章に結晶化させ