「ガーナ大使に３００万円謝礼」＝従業員供述、立件に外交特権の壁―違法バカラ事件 – ガジェット通信

駐日ガーナ大使が借りた東京・渋谷のビル一室で違法なバカラ賭博が開かれた事件で、賭博開張図利容疑で逮捕された従業員＝同罪で公判中＝が警視庁の調べに対し、「大使に毎月２００万〜３００万円を公邸で手渡した」などと供述していることが３０日、同庁保安課への取材で分かった。 同課は４〜６月、エドモンド・デー駐日ガーナ大使（５５）から３回、任意で事情聴取。デー大使は「賭博については知らない。リベートは一切受け取ってない」などと説明したという。 外交関係に関するウィーン条約では外交官の身体や財産は不可侵と定められており、大使には強制捜査を免れる外交特権がある。同課は今後も必要に応じて、デー大使に任意聴取を求める方針だが、立件は困難な見通し。 同課によると、渋谷の部屋から押収した帳簿には人件費や光熱費などに加え、「ガーナ大使への謝礼金」「みかじめ料」と記載された項目があったという。 従業員らは調べに対し、「