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博物館を作ろう: 著作権保護の拡大に疑問
ここ数回記載していますが、私は著作権保護の拡大に疑問をもっています。 たしかに作者生存中の作品に対... ここ数回記載していますが、私は著作権保護の拡大に疑問をもっています。 たしかに作者生存中の作品に対しての著作権の保護に関しては拡大を容認する部分も多いと思います。 ただ死後半世紀後も著作権が有効になるというのは本来の文化育成という点で逆効果であるし、後世までメジャーな作品は国民共有の資産で特定個人団体に帰属するとうのは利権保護以外のなにものもありません。 本来著作権とは、作者および権利者の作品に対する権利を保護し、経済的対価を与え文化の育成を図る事にあるはずです。作者の死後も権利が継続することになったのは、死後の家族に対する経済支援を行う事で1世代訳50年間作品の使用料金を支給し、作者の文化的功績をたたえる意味もあったのではないでしょうか。 ところが今では、それが利権となり文化の育成には役立っているとは思いません。 もし、現在以上に著作権を認めるならば、延長20年分の対価である著作権料は広