中国利上げ、日経平均一時２００円下げ 新興国追随なら日本経済に打撃 （フジサンケイ ビジネスアイ） - Yahoo!ニュース

中国人民銀行（中央銀行）は２０日、金融機関の預金と貸し出しの基準金利をいずれも０．２５％引き上げた。中国の利上げの影響で世界経済の回復ペースが鈍化するとの懸念が強まり、同日の東京株式市場の日経平均株価終値は、前日比１５７円８５銭安の９３８１円６０銭に反落。２００８年秋のリーマン・ショックによる金融危機の非常時対応に終止符を打ち、新興各国が利上げへ動けば日本経済にとって大きな打撃となる。 「消費者物価指数など重要指標の発表を控えたタイミングで中国が利上げしたのは、サプライズだ」。ある市場関係者は、中国の利上げに対して驚きを隠さない。 株式市場も反応し、２０日の日経平均株価終値は、今月１２日以来の９３００円台に沈んだ。この日は輸出関連株を中心に幅広い銘柄で売りが先行し、平均株価の下げ幅は一時、２００円を超えた。 中国をはじめ新興国は、相次いで金融引き締めを通じた景気過熱の抑制に乗り出して

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中国利上げ、日経平均一時２００円下げ　新興国追随なら日本経済に打撃