がん分野のドラッグ・ラグ、抜本改革提案も−日本臨床腫瘍学会 （医療介護ＣＢニュース） - Yahoo!ニュース

第9回日本臨床腫瘍学会(JSMO)学術集会プレスセミナーが7月8日に東京都内で開かれ、杏林大医学部の古瀬純司教授が、「未承認薬の問題に対するJSMOの対応」について説明した。この中で古瀬氏は、厚生労働省が8月から開始する2回目の「未承認薬・適応外薬の開発に関する要望の募集」に対し、JSMOから現段階で124件、86品目に上る要望リストの提出を予定していることを明らかにした。その上で古瀬氏は、「使いたいけど、使えない抗がん剤が、これだけあるということだ。学会から抜本的な制度改革を発信していくことが大事なのかもしれない」と語った。 厚労省が2009年6―8月に実施した1回目の開発要望の募集には、374件の応募があり、「未承認薬・適応外薬検討会議」での評価を経て、厚労省から製薬企業に開発要請が行われた。厚労省による2回目の募集は8月から開始されることになっており、抗がん剤に関しては前回の開発要

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がん分野のドラッグ・ラグ、抜本改革提案も－日本臨床腫瘍学会