福島県産牛肉 国に買い取り要請へ 県緊急対策会議 （河北新報） - Yahoo!ニュース

福島県全域の肉牛が出荷停止となったことを受け、県は２０日、畜産関係団体を集めて緊急対策会議を開いた。信頼回復のために、県内から出荷される肉牛を対象に、放射性セシウムの有無を調べる全頭検査を求めることを決めた。また国に対し、流通している県産牛肉の全量買い取りを要望することも確認した。 福島市の県酪農会館で開かれた会議には、全農福島や県家畜商業協同組合などの畜産関係１５団体が出席。全農福島の柴田安雄畜産部長は「全頭検査を行わずに、出荷停止の解除はあり得ない。消費者の信頼を取り戻すには、流通している県産牛肉を国に買い取ってもらわないといけない」と訴えた。 会議では、今月中に肉牛の放射線量検査のためのワーキングチームを設立することも決めた。ワーキングチームは畜産関係団体などで構成し、県内全ての畜産農家から出荷される肉牛を検査の対象にする考え。 検査場所は、県内唯一の食肉処理施設である県食肉流

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福島県産牛肉　国に買い取り要請へ　県緊急対策会議