米下院、共和党案を採決へ＝民主は上院で対抗案―債務上限引き上げ問題 （時事通信） - Yahoo!ニュース

【ワシントン時事】米政府の法定債務上限引き上げ問題で、議会下院は28日、共和党のベイナー下院議長が提案した債務上限を2段階に分けて引き上げる法案を採決する。一方、同案に反対する民主党は、多数派を握る上院で同党のリード上院院内総務による対抗法案の可決を目指す。債務上限を引き上げなければ、米国が史上初のデフォルト（債務不履行）の危機に陥る8月2日の期限を控え、与野党の攻防は重要局面を迎えつつある。 ベイナー下院議長は、採決を控えた28日午後に記者会見し、「債務上限危機を終わらせるため下院はきょう行動する」と強調、「われわれは危機に対する責任ある答えを示す。上院民主党が拒否する理由はない」として、下院が可決すれば上院でも速やかに追認すべきだとの考えを示した。 【関連記事】 〔用語解説〕「デフォルト(債務不履行)」 4日までデフォルトなし?=国債借換資金を調達 米債務問題、株価に波及=

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米下院、共和党案を採決へ＝民主は上院で対抗案―債務上限引き上げ問題