学問揺るがぬ基礎学ぶ 東北工大で高校生が実習 （河北新報） - Yahoo!ニュース

高校生に大学の研究室に通い、大学院生たちと研究に取り組んでもらう東北工大（仙台市太白区）の「アカデミック・インターンシップ」が９日開講し、近くの仙台向山高の２年生２０人が、大学教員から直接教えを受けた。 学問研究の最前線を実感してもらおうと、初めて開いた。生徒は各学科の説明を受けた後、大学院の電子工学、通信工学、建築学、土木工学の４専攻に分かれ、３日間の日程でゼミに参加したり、実習に取り組んだりする。 建築学の船木尚己准教授（建築構造）の研究室では、実験設備を見学した後、東日本大震災で被害を受けた建物の実例を見ながら、免震・制震構造など地震で壊れない建物の仕組みを学んだ。 菅原圭吾君（１６）は「建築に興味があって参加した。具体的な研究内容が分かり、参考になった」と話していた。

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学問揺るがぬ基礎学ぶ　東北工大で高校生が実習