権力移行案で最終調整＝危機の政治解決可能―イエメン外相 （時事通信） - Yahoo!ニュース

【サヌア時事】反体制デモが続くイエメンのキルビ外相は14日、時事通信のインタビューに応じ、サレハ大統領の辞任を含む権力移行案が最終調整の段階にあり、現在の危機を政治的に解決することは可能との考えを示した。 キルビ外相は、湾岸協力会議（GCC）がまとめた権力移行案について「大統領は基本的に同意しており、憲法と整合性をもって大統領が辞任できるかどうか、法律顧問と詰めている」と強調。その上で、同案受諾から30日以内に大統領が辞任し、その後60日以内に大統領選挙を行うとの行程表に関し、選挙準備期間を考慮して修正する必要があると述べた。 サウジアラビアで療養中の大統領の帰国時期については「医師の判断次第だが、重度のやけどが完全に回復する必要がある」とし、早期帰国は困難との見方を示唆した。 情勢混乱に乗じてイエメン国内で活動を活発化させている国際テロ組織アルカイダ系勢力について外相は「治安部隊が

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権力移行案で最終調整＝危機の政治解決可能―イエメン外相