強盗強姦罪で懲役１２年…自白調書は不採用 （読売新聞） - Yahoo!ニュース

強盗強姦(ごうかん)罪など４事件で起訴された川端貴史被告（２２）の裁判員裁判の判決が２４日、大阪地裁であり、長井秀典裁判長は懲役１２年（求刑・懲役１６年）の実刑を言い渡した。 公判で長井裁判長は川端被告の自白調書１０通全てについて、大阪府警の取り調べ時に自白を迫る脅迫があったとして任意性を疑問視し、証拠採用しなかったが、判決では他の証拠から全事件の有罪を認定した。 川端被告は捜査段階で同罪や強盗致傷罪などを認めたが、公判では一転、性的暴行を「被害者の同意があった」と説明するなど無罪を主張。しかし、長井裁判長は、同意を否定した被害者の証言を「信用できる」などとして犯行を認め、「全ての罪を否認し、反省の態度がみられないが、被告は若く、更生の可能性がある」と量刑理由を述べた。 判決によると、川端被告は昨年１１月、大阪市中央区のマンションで女性宅に侵入、催涙スプレーを吹きかけて現金を奪い、暴

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強盗強姦罪で懲役１２年…自白調書は不採用