米株の想定外の上昇で反動高〔東京株式〕（7日前場、続き）☆差替 （時事通信） - Yahoo!ニュース

米国株式市場は、スタンダード・アンド・プアーズ社によるユーロ圏15カ国の長期国債格付け引き下げ検討にも関わらず、堅調に推移。英経済紙が「8、9日に開催される欧州連合（EU）首脳会議でユーロ圏救済基金の拡充策が協議される見通し」と報じたことで、欧州債務問題の進展期待につながった形だ。前日の日経平均株価は格下げ検討による米国株安を先んじて織り込む形で下落していたため、買い戻し意欲が高まった。日経平均は取引開始直後に39円高まで伸び悩む場面もあったが、水面下に沈むことはなく、「投資マインドの良好さを印象付ける展開」（中堅証券）だった。 ただ、8、9日に開催されるEU首脳会議を前に、積極的に上値を追う雰囲気にはなっていないのも確か。会議の結果やそれを受けた金融市場の動きを確認するまで、見切り発車はできないのが実情だ。日経平均は反発したとはいえ、「反動高にすぎない」（大手証券）と、市場関係者からは

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米株の想定外の上昇で反動高〔東京株式〕（7日前場、続き）☆差替