岩手・福島 被災３農協 資本増強 復興需要へ基盤強化 （河北新報） - Yahoo!ニュース

東日本大震災で被害を受けたＪＡおおふなと（岩手県大船渡市）とＪＡふたば（福島県大熊町）、ＪＡそうま（福島県南相馬市）の３農業協同組合は１６日、農漁協金融の再編強化法に基づき資本を増強すると発表した。資本増強額は非公表だが、それぞれ１００億円程度とみられる。 農業者の復興への資金需要に応えるため、経営基盤を強化する。３農協は津波の被害が大きく、多くの貸出債権が焦げ付く恐れが高まっていた。 各農協は来年２月末までに優先出資証券を発行。農林水産省と農林中央金庫などでつくる「農水産業協同組合貯金保険機構」が８〜９割を引き受ける。残りは農協系統内の基金が支援する。 宮城県のＪＡ仙台やＪＡいしのまきなど５農協と、宮城県漁業協同組合も来年３月末に資本を増強する方向で最終調整している。３県の９農漁協の資本増強額は総額６００億円に上る見通しだ。 農水省は７月、被災地の農漁協が資本注入を受けても経営責

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岩手・福島　被災３農協　資本増強　復興需要へ基盤強化