Ｓ＆Ｐ格下げでもＥＦＳＦへの影響は限定的な可能性＝当局者 （ロイター） - Yahoo!ニュース

［ブリュッセル １６日 ロイター］ 複数のユーロ圏当局者は、スタンダード・アンド・プアーズ（Ｓ＆Ｐ）がユーロ圏諸国を格下げした場合の欧州金融安定ファシリティー（ＥＦＳＦ）への影響について、ＥＦＳＦ債の利回り上昇につながる可能性があるものの、影響は限定的になるとの見方を示した。 ユーロ圏当局者の１人は「（１５カ国）全てが格下げされれば、恐らくユーロ圏国債の利回り構造が全体的に変わる。ＥＦＳＦ債の独連邦債との利回り格差は恐らく現在の水準から変わらないだろう」と述べた。 また、ＥＦＳＦからの借り入れコストがいく分上昇しても、ＩＭＦ／欧州連合（ＥＵ）の支援を受けている国が大きな打撃を受けることはないとみられている。別の関係者は「支援条件は自力の資金調達と比べ、なお極めて有利」と話した。 当局者は、８月にＳ＆Ｐが最高格付けを引き下げた後も米国債は買われているとして、格下げされても、欧州の安全資

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Ｓ＆Ｐ格下げでもＥＦＳＦへの影響は限定的な可能性＝当局者