竜のわら細工：復興を願い−−大崎 ／宮城 （毎日新聞） - Yahoo!ニュース

大崎市田尻大貫の「たじり古代稲勢生産組合」クラフト部会の６人は新年のえとの辰（たつ）年にちなんだ竜のわら細工＝写真＝作りに精を出している。材料のクラフト用古代稲のわらをさばく手つきには、東日本大震災からの「昇竜のような復興」の願いが込められている。 わら細工に長けた同部会の遠藤キミ子さん（７２）が例年通りデザインを考え、地区集会所で部員たちに作り方を伝授。針金を芯にした体のうねりをうまく表現するのが難しく、１体作るのに１時間半ほどかかる。年末までに完成するのは１００体ほどの見込みで、同組合は津波に襲われた沿岸部からの注文に優先的に応じたいと話す。価格は１体１０５０円。 同部会のえと細工作りは０２年の午（うま）年から始まり１１年目。１３年の巳（み）年で一巡する。「鶴亀」わら細工も通年で作っている。連絡は同生産組合の澤口健一事務局長（０９０・３３６６・５４０６）。【小原博人】 １２月２０

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竜のわら細工：復興を願い－－大崎　／宮城