年金財源、交付国債で決着＝国庫負担2．6兆円分―政府 （時事通信） - Yahoo!ニュース

政府は20日、2012年度予算編成で焦点となっている基礎年金の国庫負担割合を2分の1に維持するための財源について、不足分の2．6兆円に交付国債を充てることを決めた。交付国債は新規国債の発行額には含まれず、基礎年金国庫負担の財源が一般会計に計上されない異例の決着となる。この結果、「新規国債発行約44兆円以下」という政府の財政健全化目標は見かけ上維持される。 2．6兆円分の財源をめぐっては、厚生労働省が将来の消費増税で返済する「つなぎ国債」の発行を主張する一方、財務省は保険料を原資に将来の給付に備える年金積立金の取り崩しを求めて対立。最終的に交付国債で手当てする案を財務省が出し、両省が調整していた。 【関連記事】 消費増税、反対論噴出=党内攻防が激化 コンビニ11月の売上高、7.5%増=たばこや飲料好調 社会保障改革、負担増は見送り=5閣僚会合が素案決定 富裕層の負担増検討=所得

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年金財源、交付国債で決着＝国庫負担2．6兆円分―政府